原告側4人が上告断念=原爆症愛知訴訟(時事通信)

 原爆症の認定申請を却下したのは違法として、愛知県に住む被爆者4人が国を相手に却下処分の取り消しと損害賠償を求めた訴訟で、原告側は24日、4人が上告しないことを明らかにした。国は被爆者団体と結んだ確認書に基づき、一審が認めた2人については控訴を取り下げており、最終的に3人を原爆症と認定し、1人を不認定とした判決が確定する。
 原告側は上告を断念した理由について、一審敗訴原告の救済を目的とした基金を設立する原爆症救済法が4月に施行されるためと説明している。
 名古屋高裁は11日、一審が認定しなかった2人のうち、1人を新たに原爆症と認めた。しかし、膵(すい)のう胞の森敏夫さん(85)は一審に続き認定せず、損害賠償については一審同様、4人の請求を棄却した。 

【関連ニュース】
〔終戦特集〕太平洋戦争の歴史を振り返る
「被爆ザクラ」の苗木、盗まれる=平和記念公園、高さ1メートル
原爆症新たに1人認定=救済法成立後初の判決
「欺き続けた責任重い」=被爆者らが憤りの声
事務会合メンバーが原爆資料館訪問=広島・APEC

サクラ三分咲き、でも待ちきれない…上野公園(読売新聞)
裁判員の判断尊重、控訴判決は10人全員棄却(読売新聞)
普天間問題 岡田外相「ゼロベースで検討中」(産経新聞)
<シー・シェパード>監視船が下関入港 水産庁が調査(毎日新聞)
強風で運休相次ぎ、ダイヤに乱れ…JR京葉線など(読売新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。